JBS石川では、アッパースイングを推奨しています!
アッパースイングを推奨する3つの理由
理由1 投手の投球軌道に合わすため
投手の投げてくるボールは必ず上から下に落ちてきます。 重力の関係・投手のリリースと捕手のミットの位置関係など、アンダースローであっても上から下に落ちてきます。
投手の投げてきたボールの軌道にスイング軌道を入れるためには、必然的にスイング軌道は下から上へのスイングになるのです。
投手のボール軌道とスイング軌道を合わせることにより、ヒッティングゾーン(ボール軌道とスイング軌道が一致している幅)が広くなります。 ヒッティングゾーンが広くなりことで、ボールとバットが当たる可能性が高くなり、打てる確率が高くなるのです。
また、変化球にも強くなります。
何故なら、落ちる・曲がる変化球はあっても、浮き上がる変化球はありません。 落ちる・曲がる変化球に対しては、下から上に振り上げた方が変化球の軌道に入りやすいからです。
よって、下から振るスイングを身に付けることで、知らず知らずのうちに、変化球への対応力が身につきます。
桑田真澄さんも同じような説明をしています。
https://www.youtube.com/watch?v=fsJn15dVUFs
理由2 飛距離を出すため
飛距離を出すためにはスイングの孤を大きくする必要があります。 なぜならスイングの孤を大きくすることで、遠心力が大きく働き、ヘッドスピードが加速するからです。
ヘッドスピードを速くする(遠心力のエネルギーを大きくする)ことで体が大きい小さい関係なく、パワーではなく技術で遠くに飛ばすことが可能なのです。
飛距離を出すためには、ヘッドスピードが重要です。
理由3 低めに強くなるため
下から上にスイングすることで、低めのボールもホームランに出来るようになります。
むしろ低めのボールの方が打ちやすくなります。
考えてみてください! バッテリーの配球はどこが中心ですか? 恐らくほとんどのバッテリーは低めが中心の配球だと思います。
低めを中心に配球するバッテリーに対して、低めに強いスイングを身に付けておけば敵なしです!
上記のことが私がアッパースイングを推奨している理由です。
しかし、やみくもに下から上にスイングしても意味がありません! それはただのアッパースイングです。
大切な事はボールの軌道にスイング軌道を合わせる事です。
効率よく飛ばせる技術を身に付けよう!